先日の自然観察ガイドツーリング [REPORT]
先週水曜日行われた「自然観察ガイドツーリング」、猛暑の中たくさんの方が集まってくださいました。
いつもお世話になっている筑波山の自然を楽しみながら、マウンテンバイクで走るというこの企画ですが、あくまで「走ること」をメインではなく、自然豊かな筑波の動植物や歴史とその背景をレクチャーしながら、「自然の大切さを学ぶ」ことを主としています。
集合場所で自己紹介及び準備運動した後、さっそく林道を登っていきます。いつものツーリングなら最初の休憩地点まで30分とかからないところを1時間以上かけて登ります。道端に咲く花や昆虫を見つけては、その名前や生態を話しながら行くのでどうしてもそれくらいの時間がかかってしまいます。
ですのでバイクに跨りガシガシ登って・・・ではなくほぼバイクを押しての登りです。
皆さんさすがにこの暑さで大汗を掻いて登っています。それでも綺麗な花があると少しは気が紛れる?
ケキツネノボタンとジャノヒゲ
ミズヒキとヤブミョウガ
アキノタムラソウとシモツケ
ヤマユリとガクアジサイ
平地より少し高いこの辺は今、アジサイがちょうど見頃になっていました。
甘い実のなったコウゾとコスギゴケ
そろそろ喉が枯れるくらいになり休憩したいなぁ~と思ったら薬王院に到着!
このお寺は延暦元年(782)最仙上人の開基による天台宗の歴史あるもの。ここでいつもなら桜門で休憩して再び乗り出すのですが、この日は境内を散策。見事な庭には池もあり、筑波山の山頂を望むことができます。
この寺院の一角には500年の樹齢もあるスダジイがあります。それは見事の一言。
大休憩の後、山道へと入っていきました。ここではスギやサワラが植林されています。春はもうあたりが黄色くなるほどの花粉が飛び、花粉症の人には耐えられない山となります。
なぜこんなに花粉が飛び回るのかを筑波山の土壌や植林の歴史、スギの生態を含めてお話しました。
さすがに夏本番で虫たちも多く見かけました。
ベニカミキリとヨツスジハナカミキリ
シオヤアブ(交尾中にも捕食している・・・)とアキアカネ
センチコガネとオオゴキブリ
ナナフシモドキ (さてどこにいるでしょうか?) とザトウムシ
いよいよルートも半分、ここからバイクに乗って下ることに。せっかくなので下る時のライディング講習会も同時に行いました。バイクのセッティング、ライディングポジション等をレクチャーした後、山を下っていきました。
さすがに下っている最中に動植物の説明はできないので、途中休み休み止まったところでの説明となりました。
2時間以上にわたって説明しながら登った山も、下りはその半分にも満たない時間であっという間に終わってしまいました。
走り終わり元の場所に戻り、小休止したあと今度は違う道で再び観察。この暑さで少しグロッキー気味の皆さん、観察もほどほどにして今回のガイドツーリングを終了しました。
終了後はおたのしみの来楽庵さんでのお蕎麦を堪能してきました。
次回の自然観察ガイドツーリングは9月上旬、茨城の小貝川で行います。
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nature & bicycle アルマスの庭はこちらです。
いつもお世話になっている筑波山の自然を楽しみながら、マウンテンバイクで走るというこの企画ですが、あくまで「走ること」をメインではなく、自然豊かな筑波の動植物や歴史とその背景をレクチャーしながら、「自然の大切さを学ぶ」ことを主としています。
集合場所で自己紹介及び準備運動した後、さっそく林道を登っていきます。いつものツーリングなら最初の休憩地点まで30分とかからないところを1時間以上かけて登ります。道端に咲く花や昆虫を見つけては、その名前や生態を話しながら行くのでどうしてもそれくらいの時間がかかってしまいます。
ですのでバイクに跨りガシガシ登って・・・ではなくほぼバイクを押しての登りです。
皆さんさすがにこの暑さで大汗を掻いて登っています。それでも綺麗な花があると少しは気が紛れる?
ケキツネノボタンとジャノヒゲ
ミズヒキとヤブミョウガ
アキノタムラソウとシモツケ
ヤマユリとガクアジサイ
平地より少し高いこの辺は今、アジサイがちょうど見頃になっていました。
甘い実のなったコウゾとコスギゴケ
そろそろ喉が枯れるくらいになり休憩したいなぁ~と思ったら薬王院に到着!
このお寺は延暦元年(782)最仙上人の開基による天台宗の歴史あるもの。ここでいつもなら桜門で休憩して再び乗り出すのですが、この日は境内を散策。見事な庭には池もあり、筑波山の山頂を望むことができます。
この寺院の一角には500年の樹齢もあるスダジイがあります。それは見事の一言。
大休憩の後、山道へと入っていきました。ここではスギやサワラが植林されています。春はもうあたりが黄色くなるほどの花粉が飛び、花粉症の人には耐えられない山となります。
なぜこんなに花粉が飛び回るのかを筑波山の土壌や植林の歴史、スギの生態を含めてお話しました。
さすがに夏本番で虫たちも多く見かけました。
ベニカミキリとヨツスジハナカミキリ
シオヤアブ(交尾中にも捕食している・・・)とアキアカネ
センチコガネとオオゴキブリ
ナナフシモドキ (さてどこにいるでしょうか?) とザトウムシ
いよいよルートも半分、ここからバイクに乗って下ることに。せっかくなので下る時のライディング講習会も同時に行いました。バイクのセッティング、ライディングポジション等をレクチャーした後、山を下っていきました。
さすがに下っている最中に動植物の説明はできないので、途中休み休み止まったところでの説明となりました。
2時間以上にわたって説明しながら登った山も、下りはその半分にも満たない時間であっという間に終わってしまいました。
走り終わり元の場所に戻り、小休止したあと今度は違う道で再び観察。この暑さで少しグロッキー気味の皆さん、観察もほどほどにして今回のガイドツーリングを終了しました。
終了後はおたのしみの来楽庵さんでのお蕎麦を堪能してきました。
次回の自然観察ガイドツーリングは9月上旬、茨城の小貝川で行います。
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nature & bicycle アルマスの庭はこちらです。
2012-07-23 17:12
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