御前山ツーリング

久々のツーリングで前日の寝付きも悪く、しかも早く目覚めてしまった。天気は良さそうである。
金星、火星そして木星が東の空に見える日の出前、出発した。

今日のツーリングの場所は茨城の御前山、2年ぶりである。
「関東の嵐山」と言われる程、近くを流れる那珂川から観た御前山は風光明媚な地である。今回はその山を取り巻く林道と山道を走って来た。

現地に着くと快晴。集合の１時間前の8時に着いたのだが、気温はすでに上がっており、半袖でも大丈夫なほどである。のんびり準備していると続々今日のメンバーが集まってきた。
本日は10名での走行である。

舗装された御前山林道を沢沿いに上っていく。

スギの常緑樹を中心とした山であるがモミジやコナラ、ホオノキ、イヌシデなどの落葉樹もあり、少しだけではあるが紅葉も始まっていた。木と木の間から差し込む朝日が眩しすぎるほど。


植林されたスギの並木道を進む。まだセミが鳴いていた。




6kmほどの林道を上ってきて頂上で一休み。

山の緑はこんな感じである。少し色づき始めている。


ここから暫くはオンロードを一気に下る。先日の台風による被害なのかあちこちで崖が崩れ、木々がなぎ倒されたままのところがあった。
御前山の裏手、西には今、川を塞き止めダム湖が出来ている。以前は清流の流れるきれいな里山が展開されていて、いつもツーリングの度、河原に降りて昼食を摂っていた。魚が泳ぎ、カジカガエルの美しい鳴き声に聞き入り、トンボの羽化するところを観察することもできた場所であった。
もう想い出と共にダム湖に沈んでしまっている。

昔あった道を辿っていってみると、ノイバラやクズに覆われ、その先に湖が見えてきた。ガードレールの先端が見えて、昔、そこにあの道があったことを物語っていた。


再びもとの道に戻り、山へと向かっていく。生活道路であった林道も今ではあまり使われなくなり、道の両側は草が生い茂り、崖崩れも起こしていた。アスファルトの道は苔が生えているほど。その急な坂を登り切ったところで小休止に。



そして再び走り出す。ダートの林道を川沿いに下っていく。そして再び朝走った林道に戻り、
脇道へと向かう。激坂にみんな必死になってペダルを回す。私は枝先に生っていたアケビを見つけてもう一人と取って食べていた。。。 野性味溢れるほろ苦さが少しだけある甘いデザートであった。


皆と合流して山に入る。今度はシングルトラックの道。まずは押し登り。




それでも激坂の疲れもなく元気に走り抜けていく。





昼食は見晴らしの良い東屋で。夏日に近い陽気になり最高のツーリング日和だ。コースも残すところあとわずか。疲れ知らずの皆さん、最後の一番難しい下りのセクションに挑戦。





今回皆さん怪我もなく無事完走。

今日走ったメンバー


来月は23日、筑波にてツーリング開催。詳しくはまたblogで。