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自然観察ポタリング [REPORT]

昨日は二十四節気の「大暑」。朝からジリジリ照りつける太陽の下、自転車で流山の里山を巡りながら自然観察を行ってきました。
もう何度も行ってきていますが、春夏秋冬違った顔を覗かせてくれますし、開発によって無くなってしまう森も多々あります。それに伴う昆虫や植物の生態系にも大きな変化が見られており、流山の里山の未来というものがひょっとしたらなくなってしまうのではないか、そう危惧されている現状をより多くの方に知って、観て貰いたくこの自然観察ポタリングを行っています。

実際南流山駅から程近い、元ボーイスカウトの森と三本松古墳の森は伐採の最中であり、宅地化が始まります。
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そんな中でまだ健在なのがその近くにある熊野神社。言い伝えのあるスダジイの巨樹やカヤ、クスノキが多く残されており、そこに集まる多くの昆虫や鳥たちの楽園でもあるのです。
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その北に位置する中の森も同じような植生ですが大きな違いが森の淵に池があるということ。水辺の植物や水生昆虫、ザリガニや水辺の鳥たちも多くさらに楽しむことができます。
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中の森から運動公園に。途中クヌギの樹木にはたくさんの昆虫が集まっていました。
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八木の森はまだまだ開発もなくうっそうと生い茂った静かな森です。
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そして市野谷の森
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森を切り開き、巨大な学校が建設されています。森の大きさは年々小さくなってきてしまっています。

その森にも貴重な生き物や植物がいて保護が求められます。
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約4時間ほどかけて巡ってきた流山の里山ですが、残された里山に住む多くの動植物を観ることができ、堪能できたかと思います。またなくなっていく緑を今後どう考えていくのか、改めて知ることができたかと思います。

次回は秋深まった頃にまた行いたいと思います。

この自然観察ポタリングで出会った動植物はこちらでまた詳しく紹介したいと思います。



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