SSブログ

晩夏の小貝川へ [REPORT]

小貝川とその周辺の自然について自転車で散策する小貝川ファミリーツーリングに行ってきました。
今回は小貝川生き生きクラブから下流に向かって、途中旧小貝川のふれあい公園を経由して、関東3大堰の一つの豊田堰を目指します。さらに下って坂東太郎の利根川に向かいます。ここで少し遡り、丘陵を超え再び田園の中を通り小貝川へと戻ります。約40Km弱のルートです。

朝から強い日差しが照りつけるも、少し湿度の低い初秋を感じさせます。
resize8443.jpg

今日はSurly Trollにキャリアを装着。フレームバッグには携帯工具とリペアキット、ポンプ、筆記用具、釣竿を収納。キャリアバッグには保冷ボトルのKLEAN KANTEENと昼食、ビノキュラー、図鑑が入っています。シングルスピードで十分の平坦な道。タイヤもセミスリックです。
resize8460.jpg

生き生きクラブに今日の参加者が集まりました。準備運動をして土手に上がり、早速走り出しました。小貝川の土手は歩く人も走る人も多くなく、のんびり走ることができます。
resize8449.jpg


まず目指すのは小貝川の歴史を語るには重要な場所、龍ケ崎ふれあい公園です。
resize8450.jpg
旧小貝川の名残り。今ではバスフィッシングのメッカになっています。

ナミアゲハ
resize8440.jpg

農園の里芋の茎に綺麗なイモムシがいました。手にとってじっくり観察。お尻に刺のような突起のあるイモムシはスズメガの仲間です。セスジスズメの幼虫になります。
resize8459.jpg

紫陽花の葉に隠れていたニホンアマガエル
resize8436.jpg

公園の芝刈り機。人の顔に見えるのでついつい撮ってみました。
resize8461.jpg

公園を後にして黄金色になった田園を走ります。
resize8452.jpg

アオモンイトトンボ
resize8456.jpg

再び旧小貝川へ。
resize8438.jpg
菱の葉が浮かぶ川にはアオサギやコサギが飛来しています。道沿いには白鳥の親子がいて、餌をねだっています。
resize8437.jpg

白鳥にサヨナラして再び土手に上がると、遠くに牛久大仏が望めます。
resize8453.jpg

少し下ると目的地の豊田堰が目の前です。
resize8439.jpg

この豊田堰の下流側には川一面何千匹というレンギョが泳いでいました。堰から流れ落ちる餌を求めて集まってきているのでしょうか?その光景は見た人にしかわからないほど圧巻でした。
resize8445.jpg

ちょうどここでランチタイム。豊田堰から少し下った土手で食事をすることに。川では魚が跳ね、カワヤナギにはセミの大合唱。岸から岸へカワセミやヤマセミが飛んでいます。今回この場所は3回目。まさかここにカワセミやヤマセミがいるとは思いませんでした。カワセミの美しさに皆さん感動していました。

ご飯を食べ、のんびりしたところでヨシの原の利根川沿いを北上します。秋の雲に混じって夏の入道雲がぐんぐん勢いまして高くなっていきます。
resize8454.jpg

ヨシに混じっていろいろな植物の花が咲いています。
resize8441.jpg
ガガイモの花

resize8457.jpg
葉をもんで痛いところにつけると痛みが取れるというところから名が付いたイタドリ、その花です。

丘陵地帯を超えて再び田園地帯へ。大空と黄金色の田んぼが一面広がります。稲の香りを嗅ぎながら走ります。
resize8444.jpg

遠くの積乱雲に傘がかぶっています。
resize8458.jpg

再び小貝川土手に登って帰路へ。
resize8447.jpg

少しずつ雲が増えていき、風が吹いてきました。一日天気に恵まれて、いろいろなものを観察することができました。この3年の中で一番収穫のあった一日だった気がします。レンギョの大群、カワセミやヤマセミの飛行姿、広がる田園と大空、白鳥の親子等々。
このサイクリングが終わる頃上空を見上げると大きな大きなハロができていました。
resize8448.jpg

また来年はどんな姿を見せてくれるのでしょうか?何度来ても飽きない自然豊かな晩夏の小貝川を堪能できました。
resize8462.jpg


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

resize6388.jpg今月のイベント情報


resize6464.jpg当店MAP
nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。